インターネットの契約の際によく出てくる「プロバイダ」というワード。光回線とは一体何が違うのか、速度には影響するものなのか、気になるけれどよくわからないという方も多いですよね。
今回は、次のことを3分でおわかり頂けるように解説していきます!
- 光回線との違い
- 速度に影響するのか
- プロバイダの選び方
プロバイダは、光回線に関わってくる大切なキーワードです。この記事では簡単にお話していきますよ!
プロバイダと光回線の違いは?2つあってインターネットが使えます!
プロバイダと光回線は混同されがちですが、それぞれに別の役割があります。
光回線は、光ファイバーそのもの。高速道路で例えるならば、道路そのものです。
プロバイダは、光回線を高速道路だと考えた場合、入り口やETC(料金所)のようなものです。
インターネットが目的地だとして、道路だけあっても入り口で利用許可を得られないと道路は利用できません。
プロバイダとは、インターネットを利用するための窓口のようなものです。
プロバイダは速度に影響する?時間帯によって影響することも
プロバイダは光回線を利用するための「窓口」のようなものとお話しましたが、速度には影響するのでしょうか。
プロバイダは直接的にはさほど速度には影響しません。
しかし、時間帯によって影響することがあります。時間帯と言うのは、インターネットにアクセスが集中しやすい「お昼」や「夜間」の時間帯です。
プロバイダは時間帯によって速度に影響することがあります。そのため次の見出しで紹介する点に気をつけてプロバイダを選ぶのがおすすめです!
プロバイダの選び方3つ
プロバイダを選ぶ際には、次の点に気をつけましょう!
- IPoE・IPv6に対応していること
- 設備の大きなプロバイダを選ぶこと
- 設備の割に利用者数が多すぎると速度の低下に影響する可能性がある
まず、IPoE・IPv6という通信方式に対応しているプロバイダを選びましょう。最近はほとんどのプロバイダが対応していますが、プロバイダによっては利用の際に「申込み」が必要になることもあります。
さて、プロバイダの通信方式には大まかに3種類あります。
- IPv6 IPoEを利用する
- IPv6 PPPoEを利用する
- IPv4 PPPoEを利用する
この中でも、IPoEに対応しているプロバイダだとインターネットの混雑時間帯である昼や夜間にも速度が低下しにくい傾向があります。
その理由を、高速道路で例えるのならば、PPPoE方式は「有人料金所」で、IPoE方式は「ETC料金所」です。
PPPoE方式は電話回線方式を利用しており、インターネットの接続までに回り道をする必要があります。
一方のIPoE方式は、回り道をすることなくインターネットに直接つなげることができるため、構造がとてもシンプルです。
また、PPPoEと比べて接続設備の大容量化などがされており、通信設備にもゆとりをもたせた設計になっています。
IPv6 IPoE方式は、インターネットへの近道ができる仕組みです。プロバイダを選ぶ際には、この仕組みのあるプロバイダを選ぶようにしましょう!
【最後に】プロバイダはインターネットの混雑時間帯の速度に影響します
プロバイダは、インターネットの速度に直接は影響しませんが、インターネットにアクセスが集中した場合に速度に影響を及ぼすことがあります。
光回線とプロバイダは、分けて選べる会社がある一方で、よく聞く「光コラボ」では基本的に光回線とプロバイダがセットになっています。(ドコモ光など、一部別々に選ぶ必要のある光コラボもあります)
光回線とプロバイダを、居住環境などに合わせてご自身で選びたい場合には、ドコモ光やフレッツ光がおすすめです。
一方で、光回線とプロバイダをそれぞれ選ぶのが面倒くさい!という方には、NURO 光や楽天ひかりなどの光コラボがおすすめです。
プロバイダを、利用環境に合わせて選ぶことでより快適にネットを利用できる可能性がありますよ!
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