光回線を引いているのに、なぜか速度があまり速くない…。そんな時、もしかするとルーターに原因があるのかも知れません。
ルーターが原因で、インターネットの速度が遅くなる場合には原因は以下の2つが考えられます。
- ルーターを5年以上利用している
- 使い方や家の広さに合っていない
これを踏まえて、ルーターを選ぶ際には以下のことに気をつけましょう。
- 家の広さに合ったものを選ぶ
- 最高速度に気をつける
- 同時接続可能台数
- 接続方式がIPv6に対応していること
それぞれ具体的な選び方を解説していきますね!
ルーターの会社はどこがおすすめ?
ルーターは様々な会社から出ていますが、特に人気なのは「BUFFALO」「ELECOM」「NEC」ですね。それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
項目 | BUFFALO | ELECOM | NEC |
---|---|---|---|
向いている人など | ご家族で利用したい人 | 玄人向け | 法人向け |
特徴 | ・お子様のWi-Fi利用制限機能があるなど、家族で利用したい人におすすめ ・設定もアプリで出来るので簡単。 | ・もともとはインターネットに詳しい方向けだった。 | ・もともと法人向けだったので、少し使用が複雑な可能性。 |
それぞれ上記のような特徴があります。あまり機械に詳しくない方はBUFFALOがおすすめです。
性能自体には、そこまで差がありません。オプションがちょこちょこ違う程度です。
家の広さに合ったものを選ぶ!
3LDKの1階〜3階で利用するのに、「1LDK用」のルーターを使っていたら、当然電波は届きにくくなります。
ご自宅の広さに合ったルーターを選びましょう。ルーターのパッケージや、製品紹介欄に対象のご自宅の広さが記載されているので、それを参考にしましょう。
また、広いご自宅で利用する場合などは「メッシュルーター」というルーターを利用することで、部屋のどこに居ても比較的安定してインターネット接続ができます。
通常のルーターとの違いは以下の表をご覧ください。
項目 | メッシュルーター | 通常のルーター |
---|---|---|
おすすめの人 | 広い家で利用する人 | 最低限の利用で良い人 |
仕組み | 親機のほか、中継機を使用する。 中継機も親機と同じ役割を持ち、家の四隅に中継機を設置することで家中にインターネットを網目状に張り巡らせることが出来る。 | 直線上に電波を飛ばすため、上下別の階に電波を飛ばすことはあまり得意ではない。 |
特徴 | 親機のほかに中継機を用意する必要があるため、初期費用が掛かる。 家のどこに居ても速度が安定する。 | 親機1台で利用を開始でき、手頃。 |
ポイントになるのは「中継機」の仕様の違いです。通常のルーターでは中継機は自力で電波を飛ばすことは出来ず、親機から電波を受け取って、それを近くの端末に飛ばす「中継地点」のようなイメージです。
一方、メッシュルーターの中継機は、親機と同じ役割をできます。自力で電波を飛ばすことが出来るため、親機だけに負荷が掛かるということがなく、ルーターが劣化しにくいです。
広いお家にお住まいの場合には、メッシュルーターを利用することで、速度を安定させることができますよ!
最高速度に気をつける
ルーターには最高速度があります。また、インターネットを快適に利用するために必要な最低速度は用途別に以下のようになります。
項目 | 必要な速度 |
---|---|
ネット検索 | 1〜10Mbps |
メール・ライン | 1Mbps |
SNS | 3〜10Mbps |
動画視聴 | 3Mbps~25Mbps |
ZOOM | 10〜15Mbps |
オンラインゲーム | 100Mbps |
同時に接続した際に最低どのくらいの速度が必要かを計算して、最高速度がそれ以上出るルーターを選びましょう。
例えば、パソコンやスマホを最大合計5台繋ぐ予定の場合。特に速度を必要とする「動画視聴」を全部の端末で行った場合には「25Mbps×5台」で125Mbpsの速度が必要です。
ゆとりがあるに越したことはないため、できるだけ速度が速いルーターを選びましょう。
アンテナの本数と通信規格を見る
ルーターにはアンテナがついており、本数によって速度に違いがあります。一般的に本数は多いほうが速度が速く出ます。
アンテナには内蔵式と、目視できる外付けタイプがあります。目に見える本数=アンテナの本数ではありません。
アンテナの本数には「2×2」「4×4」「8×8」があります。快適に利用したい場合には「4×4」以上を選びましょう。
続いて、ルーターには通信規格があります。カタログなどに「IEEE802.11○」などの表記を見たことがあるのではないでしょうか。
この際、「IEEE802.11ax」か「IEEE802.11ac」を選ぶようにしましょう。
「IEEE802.11ax」か「IEEE802.11ac」に対応しており、アンテナの本数が「4×4」以上あるものを選ぶことで快適に利用できますよ!
同時接続可能台数を見る
「同時接続可能台数」は、その名の通り、同時に接続できる端末の台数になります。
例えば、5人家族で一番多いときには「スマホ5台」「パソコン2台」「タブレット1台」を同時に接続する場合には、最大接続可能台数は「8台」ですね。
ルーターのパッケージに「同時接続可能台数」は表記されているため、チェックしてみましょう。
余裕を持って選ぶと、複数台接続したときにも比較的安定して利用できますよ!
接続方式がIPv6に対応していること
ルーターはインターネットへの入り口のようなものです。ルーターがインターネットに接続する方式には主に3種類の方法があります。
- PPPoE/IPv4
- IPoE/IPv4
- IPoE/IPv6
この中でも「IPoE/IPv6」という接続方式のものを選びましょう。
ここで肝心なのは「IPv6」であるというところなのですが、この「IPv◯」というのが何かと言うと、インターネットに接続するために端末に与えられたアドレスのようなものです。
一昔前までは「IPv4」というアドレスが一般的だったのですが、この「IPv4」のアドレスが枯渇し始めたために開発されたのが「IPv6」です。
「IPv4」ではあまりにアドレスの利用者数が多いために、インターネットの混雑時間帯に速度が低下することがあります。
そのため、ルーターを選ぶ際には「IPoE/IPv6」という接続方式のものを選びましょう。
「IPoE/IPv6」のものを選ぶことで、インターネットの混雑しやすい夜間にも快適に利用することができますよ!
あると便利なルーターのオプション機能!
ルーターには様々なオプションがあります。例えば次のようなものです。
- ビームフォーミング
- MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)
- バンドステアリング
ビームフォーミングというのは、「特定の機器」に向けて一直線に電波を放つものです。
ルーターは通常、360度に電波を発するのですが、ビームフォーミングでは指向性の強い電波を利用することでルーターから離れた場所や、障害物が多い場所も安定して利用できるというメリットがあります。
続いてMU-MIMOというのは、複数の端末へ同時にデータを送信できる機能です。
これまでは、端末1台1台ごとに順番に切りかえながら通信するという方式でしたが、この間に発生する「通信の待ち時間」が発生しないため速度が低下しにくく安定しているのが特徴です。
複数台を同時に利用することが多い方は「MU-MIMO」の機能があるルーターがおすすめです。
バンドステアリングというのは、電波状況によって使用する周波数帯を自動的に変えてくれる機能です。
ルーターは基本的に2つの周波数帯を使用します。2.4Ghzと5Ghzです。それぞれ特徴があり、電波状況によって自動的に使用する周波数帯を変えてくれるため、快適にインターネットを利用できるという仕組みです。
ご自身の使い方に合わせて、オプション機能も選びましょう!
ルーターの選び方6選!おすすめの光回線は?
- ご自宅の広さに合ったルーターを選びましょう!
- 広い家で利用する場合にはメッシュルーターを選びましょう!
- 最高速度を意識して選びましょう!
- アンテナの本数は「4×4」以上にしましょう!
- 通信規格が「IEEE802.11ax」か「IEEE802.11ac」のものを選びましょう!
- 同時接続可能台数は余裕を持って選びましょう!
- 接続方式が「IPoE/IPv6」のものを選びましょう!
ルーターの寿命は約5年と言われています。5年利用するものなので、多少高くても余裕を持って選ぶことで快適なインターネットライフを送ることができます。
最後に、おすすめの光回線「Fon光」「So-net光」の2つご紹介いたします。それぞれ次のような特徴があります。
項目 | Fon光 | So-net光 |
---|---|---|
使用回線 | NURO 光 | auひかり |
月額料金 | 4,378円 | 3,980円〜 (36ヶ月間) |
特徴 | 長く使うほどにお得! NURO 光の高速回線(最高速度2Gbps)を格安で利用できる。 ソフトバンクユーザーの方はでんわオプションに加入することでスマホの月額料金が1台当たり最大2,200円お得になる。 | キャッシュバックが大きい! auかUQのスマホをご利用の方は1台あたり月額料金1,100円お得に。 |
これらはどちらも「独自回線」というもので、光コラボとは全く違う回線を利用しています。
光コラボがNTTの光回線をそのまま利用しているのに対し、独自回線は独自のシステムを構築できるため、最高速度が速いのです。
少しでも快適に利用したい方には、独自回線がおすすめです!
気になる方はこちらからチェックしてみてくださいね!
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