工事いらずで、最短当日から利用可能なWiMAX。
光回線と比較した際に月額料金も安い場合が多く、無制限で利用できるので、一人暮らしの方などに特に人気がありますよね。
今回はそんなWiMAXの解約方法を解説していきます。
○この記事を読むとわかること
- WiMAXの解約金
- WiMAXの解約方法
- WiMAXの初期契約解除制度について
WiMAXの販売員をしていた筆者が、WiMAXの解約方法について解説していきます…!
WiMAXの解約時に掛かる費用には何がある?
まずWiMAXの解約時に掛かる費用は3つあります。
○WiMAXの解約時に掛かる費用
- 解約違約金
- 端末代金の残債(分割購入している場合)
- 月額料金
まず、「更新期間あり」のプランにしている場合には「解約違約金」が掛かります。
解約違約金は、WiMAXを提供している会社によっても異なります。次の見出しで詳しくお話しますね!
続いて、WiMAX(端末)を分割で購入している場合には、端末代金の残債を一括で支払うことになります。
そして、必要なものの3つめは解約月の月額料金です。
以上を踏まえて、解約時のシミュレーションを行ってみましょう!
○シミュレーションの条件
- 月額料金:3,800円
- 端末代金:22,000円を24回分割で購入(月916円)
- 解約違約金:10,450円
上記の条件の方が、12ヶ月で解約をすることにした場合には、以下の料金が掛かります。
トータル:25,242円
内訳)月額料金(3,800円)+端末代金の残債(916円×12ヶ月)+解約違約金(10,450円)
解約のタイミングによっては、けっこう高い金額が掛かってくる可能性があります。
更新月まで待ったほうがお得になる可能性もあるため、解約時にはシミュレーションをきちんと行うようにしましょう。
解約するのに少しでも負担の少ないタイミングを次の見出しでお話しますね!
解約するのにお得なタイミングは?
少しでも解約金の負担を少なくして、解約するには方法がいくつかあります。
○負担を少なく解約する方法
- 更新月に解約する
- 解約違約金を負担してくれる他社に乗り換える
- キャッシュバックの大きい他社に乗り換える
まずは更新月に解約する方法です。この場合には「解約違約金」を支払わなくて良いので、負担がすこし軽くなりますね。
とは言え、解約したいと思っているということは、「電波が合わない」や「引っ越しをする」など、何らかの明確な理由があるはずです。
それなのに更新月まで月額料金を払い続けるのがお得なのか、と言うと必ずしもそうではありません。
一番オトクに解約する方法は、
- 解約違約金を負担してくれる他社に乗り換える
- キャッシュバックの大きい他社に乗り換える
ですが、今回は乗り換えや、キャンペーンを気にするのが面倒くさいという方向けに、解約したいと思ったタイミングで解約するのがお得かどうかの計算方法をご紹介します。
○更新月まで待つのがお得がどうかの計算方法
解約違約金<月額料金×更新月までの月数
解約違約金に対して、[月額料金×更新月までの月数]のほうが額が大きければ、解約したいと思ったタイミングで解約したほうが負担が少ないです。
たとえば、
- 月額料金:3,800円
- 解約違約金:10,450円
- 更新月まで残り:3ヶ月
この場合には、
10,450円(解約違約金)<11,400円(月額料金×更新月までの月数)
となり、更新月まで待つと支払う金額が大きくなってしまうので、すぐに解約したほうが負担を抑えられます。
一番オトクな解約方法は、乗換先のキャンペーンを利用することです!
WiMAXの解約金は会社によって違う!
UQ WiMAXや、Biglobe WiMAX、YAMADA Air mobile WiMAXなど、様々な会社から提供されているWiMAX。
解約違約金の料金は、提供している会社によって違います。
今回は、提供会社の中でも特に人気のある5社の解約違約金を表にまとめました。
項目 | 月額料金 | 解約違約金 |
---|---|---|
UQ WiMAX | 4,818円 | 1,100円 |
BIG LOBE WiMAX | 4,928円 | 10,450円 |
YAMADA Air mobile WiMAX | 4,818円 | 10,450円 |
カシモ WiMAX | 4,455円 | 10,450円〜16,000円 |
Broad WiMAX | 3,818円 | 10,450円 |
解約違約金は、UQ WiMAXの1,100円が最安です。
解約違約金の額は、会社によって違うため、契約書類などを確認しましょう!
WiMAXの解約方法は?ネットからもできる?
WiMAXの解約方法は、会社によって異なります。
基本的には「電話」が多く、続いて「店頭」「ネット」で解約できる所もあります。
今回は人気の5社の解約方法をまとめました。
会社 | 電話 | 店頭 | ネット | そのほか |
---|---|---|---|---|
UQ WiMAX | ○ | ー | ー | 郵送 |
BIG LOBE WiMAX | ○ | ー | ー | ー |
YAMADA Air mobile WiMAX | ○ | ○ | ー | ー |
カシモ WiMAX | ○ | ー | ○ | 問い合わせフォーム |
Broad WiMAX | ○ | ー | ○ | ー |
解約の方法も、会社によって異なります。
ほとんどの会社で電話で受付をしていますが、それ以外の方法で解約したい場合には公式サイトで確認するのが確実です。
解約のため電話をするときには、手元に「契約書類一式」を用意しておくと安心です!
WiMAXには初期契約解除制度もある!
WiMAXには初期契約解除制度があります。これは簡潔に言うと、
「契約日から8日以内であれば、契約をなかったことにできる制度」
です。
WiMAXは光回線と違い、端末まで無線(電波)でインターネットが届く仕組みですね。
自宅までは光ファイバー(有線)で届く光回線と違って、周囲の環境に影響されやすく、速度が不安定になりやすいという特徴があります。
利用環境と相性が良ければ、「月額料金が安い」「持ち運びもできる」「コンセントを挿すだけなので工事も不要」などの恩恵を受けられますが、合わないと使い物にならないなんてことも。
実際に使ってみないとわからないということもあり、この初期契約解除という制度があります。
筆者もWiMAXを利用していますが、相性が良いためかれこれ3年利用しています。持ち運びが出来るので、外出先で利用できて便利です…!
初期契約制度はクーリングオフ制度と何が違う?
初期契約解除制度と混同されがちな制度に「クーリングオフ制度」があります。
WiMAXの販売員をやっていた頃、研修で「初期契約解除をクーリングオフのようなもの、と説明する人がいますが、異なるものなので、そういう説明はやめましょう」という注意があったのを覚えています。
では、実際どういった違いがあるのでしょうか。
○クーリングオフとは
契約の申込みや締結をしたあとでも、その契約を再考できるよう、一定期間に限り無条件に契約の申込みを却下できる制度。
○初期契約解除制度とは
根本的にはクーリングオフと似ているが、クーリングオフと違い、解約までに利用したぶんのサービス料金や、それ以前の事務手数料、工事費用に関しては支払う必要がある。
初期契約解除制度では、契約期間の定めのあるプランを契約した場合でも、契約違約金不要で解約できます。
また、機器の代金も状態が始めの頃と変わらなければ不要です。
ただし、機器を破損させてしまっていた場合には損害金として機器代金相当額を支払う必要があります。
また、一括で購入してしまっていた場合には、機器代金の返却はされません。
違約金は掛かりませんが、サービス利用料や事務手数料は支払う必要があります。
初期契約解除制度を利用するときに掛かる費用は?
初期契約解除制度は契約をなかったことにできる制度ですが、それでも掛かってくる費用があります。
○初期契約解除制度を利用するときに掛かる費用
- 月額料金の日割り
- ユニバーサルサービス料
- 事務手数料
まず、月額料金の日割りぶんは支払う必要があります。
「使えなかったから解約するのに…」と思う方も多いでしょうが、少しでも利用した分は支払うことになります。
続いて、ユニバーサルサービス料ですが、これは電波を利用する場合には絶対に掛かってくる料金で「3円程度」です。
最後に契約のための手続きの費用として「事務手数料」が発生します。基本的に3,300円です。
初期契約解除制度を利用する場合でも3,000円〜5,000円程度の費用が掛かります。
月額料金と同じくらいか、それよりすこし安い額ですね。
初期契約解除制度を利用するときに必要なもの
初期契約解除制度を利用するときに必要なものは基本的に以下の5つです。
○初期契約解除制度の利用時に必要なもの
- 契約者名
- 契約した電話番号
- 契約時に記載した住所
- 契約ID
- 4桁の暗証番号
細かい所は、会社によって異なります。
契約時にもらった書類一式を手元に用意しておけば間違いないでしょう。
初期契約解除制度の利用方法
細かい手順は、会社によって異なりますが、大まかな手順は以下です。
○初期契約解除制度の利用方法
- 初期契約解除制度の申請書に記入する
- 端末を受け取ったときの状態にする※(箱に戻す)
- 端末と初期契約解除制度の申請書を一緒に、返却する
- 解約完了の連絡を待つ
※破損していたりすると、損害金を支払う必要があります
初期契約解除制度を利用できるのは、契約から8日以内です。利用する場合には早めに行いましょう!
【まとめ】WiMAXはBroad WiMAXがおすすめです!
今回は、様々な会社から提供されているWiMAXの解約についてお話してきました。
○WiMAXの解約まとめ
- WiMAXの解約時に掛かる費用は「解約違約金・月額料金・機器代金」がある
- 解約方法は会社によって異なるが、基本的に「電話」
- 解約時には「契約書類一式」を手元に用意しておくと安心
- 8日以内なら初期契約解除制度も利用できる
- 初期契約解除制度では「解約違約金」「分割で購入した端末代金」不要で解約できる
解約違約金を負担してくれるキャンペーンなどを利用すると、お得に解約できますよ!
これからWiMAXを利用しようと考えられている場合には、4年間満足度NO.1のBroad WiMAXがおすすめです。
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Broad WiMAXについて、詳しくはこちらの記事でまとめているので気になる方はぜひ参考にしてみてください!
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