【家電のサブスク?!】ひとり暮らし用家電の選び方|初期費用の抑え方のコツ

家電は選び方次第で、良いものをお得に使えますまた、せっかく高い金額を出して購入しても、実際の自分の使い方に合っていなかったら、合わない家電を2年3年と使い続けることになります。

引っ越しシーズンはやることが多くててんやわんやになりがちですが、自分に合った家電を選ぶことで少しでも快適な生活を送ることができます。

また、初めての一人暮らしの場合には特に出費がかさむため、少しでも出費は抑えたいですよね。

この記事では、家電量販店の販売員であった筆者が「家電を選ぶ際のコツ」「品質の良い家電をお得に利用する方法」「一人暮らしのお得な始め方」をご紹介します!

目次

一人暮らしに必要な家電と初期費用

一人暮らしを始める時は少しでも出費を抑えたいものですよね。いったい、初期費用はどのくらい掛かるのでしょうか。

家電購入した場合の相場レンタルした場合2年の合計金額
冷蔵庫40,000円〜50,000円23,520円
洗濯機30,000円〜60,000円20,400円
電子レンジ10,000円〜30,000円18,480円
炊飯器10,000円〜40,000円9,360円
ポット2,000円〜4,000円4,800円
掃除機20,000円〜60,000円28,800円
総額112,000円〜244,000円105,360円
サブスクの方は、記事の見出し3の中にある「レンタルする」の箇所に参考にした家電を載せています

こだわり次第で、総額は倍も変わります。そのためこの記事では、どういった点にこだわったほうが良いのか、またどういった点にはこだわらなくて良いのかということもお話していきます。

こだわる所にはこだわって、不要な所は省いて、快適な一人暮らしライフをコスパよく手に入れましょう!

一人暮らし用の家電の選び方

まず一人暮らしに必要な家電には以下のようなものがあります。

【必要な家電】

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • ポット
  • 掃除機

それぞれどういった基準で選ぶと良いかをひとつずつ解説していきます。

一人暮らし用冷蔵庫の選び方

最初にだれもが必要になるのが「冷蔵庫」ですよね。一人暮らし用の冷蔵庫を選ぶ際の基準は以下の5つです。

  • 幅がきちんと収まるか
  • 霜取り機能がついているか
  • 冷蔵庫の扉が右開き/左開き
  • 電子レンジを冷蔵庫の上に置く場合には「耐熱板」がついているか
  • 野菜室や冷凍庫、製氷機などの機能はどこまで必要か

まず幅がきちんと収まるかを確認しましょう。

続いて「霜取り機能」は必ずついていた方が良いです。霜取り機能がついていないと、霜取りの手間がかかるだけでなく、静音性も劣ります。

一人暮らし用冷蔵庫の扉は基本「右開き」のみです。一人暮らし用の冷蔵庫で「左開き」を製造しているのは「SHARP」だけなので、左開きが良い場合にはSHARPを選びましょう。

冷蔵庫の上に電子レンジを置く場合には、「耐熱板」がついている冷蔵庫にしましょう。また、冷凍庫は基本的にどの冷蔵庫にもついていますが、野菜室や製氷機は基本的に小型の冷蔵庫にはついていないため注意しましょう。

「霜取りつき」「耐熱板あり」のもので、一人暮らし用の冷蔵庫を以下の5社で比較しました。

項目SHARPPanasonicTOSIBAAQUAハイセンス
料金
(相場)
30,000円〜50,000円50,000円〜60,000円40,000円〜50,000円30,000円〜40,000円20,000円〜40,000円
特徴・一人暮らし用の商品にもこだわっており、「プラズマクラスター」がついているものも。
・左右どちらでも開く。
・シンプルなデザインのものが多い・デザインが良く、女性人気の高い印象・元々は日本の「三洋」だった。現在は中国の会社だが、技術は日本の頃を引き継いでいる。中国の会社。幅広い家電を手掛けている。

国内メーカーのものが良ければ、SHARP、Panasonic、TOSHIBA。安いものが良ければ、AQUA、ハイセンスがおすすめです。 

国内メーカーのものと比べた時に、中国製のものは安い傾向があります。ただしAQUAは元々日本の会社「三洋」だったこともあり、日本の技術を受け継いでいる会社です。

国内メーカーのものと海外メーカーのものとの違いは「故障した時のサポート」にあります。国内メーカーであれば、困ったことがあった際にも日本人が対応してくれますが、海外のメーカーだと必ずしもそうはいきません。

また、部品の交換となった際にも一度海外へ出す必要があるため、修理するとなると2週間以上掛かることも多いです。そのため一度故障したら修理するのではなくて、新しいものに買い替えるという選択をされる方も多いです。

また「電気代」を気にされる方も多いですが、はっきり言ってそこまで大差はありません。差があって年間で500円程度です。

国内メーカーが良いけれど、安い方が良いという方のために、この後でお得に購入する方法をご紹介します。

一人暮らし用の冷蔵庫では、正直言って機能面にはさほど違いはありません。使いやすさだったり、デザインだったり、後は壊れやすさなどがメーカーによって違うため、オンラインで購入する場合でも一度現物を見るのがおすすめです。

一人暮らし用洗濯機の選び

続いて一人暮らし用洗濯機の選び方をご紹介します。

  • 幅がきちんと合うか
  • 布団は洗うか(洗う場合には7Kg以上)
  • 静音性(45デシベル以上は騒音と言われています)
  • 残り時間が表示されるか
  • 脱水、乾燥機能がどこまでついているか
  • 風呂水を使えるか

まずは幅がきちんと合うことが大前提です。

続いて大きさですが、一人暮らし用の洗濯機は5〜6Kgがおすすめです。1日あたりの洗濯物量が1.5Kgと言われているため、このサイズの洗濯機であれば3日に1度でも大丈夫です。

ただしシーツや毛布などを選択する場合には7〜8Kgのものを選ぶと安心です。

続いて静音性ですが、小型の洗濯機はどうしても音がうるさい傾向にあります。集合住宅にお住まいの方であれば特に静音性は気になる所。静音の指標である「dB」で表すと、以下が基準になります。

洗濯時:30dB

脱水時:35dB

乾燥時:40dB

dBは数が大きくなるほど騒音です。45dB以上は騒音と言われていますが、一人暮らし用の洗濯機は殆どが洗濯時でも45dBを超えます。

45dBを超えると、2dBの違いで「うるさい」と感じるようになるため、少しでも数値の小さいモデルを選ぶのがおすすめです。

続いて「残り時間」が表示されるかどうかです。これは見落とされがちですが、やはりついていると他の家事や作業との時間配分もしやすくなるため便利です。

「脱水、乾燥機能」も、モデルによって違います。脱水機能は殆どのモデルについていますが、やはり乾燥機能までつくとなると金額は1万円以上変わってきます。

布団を洗う場合には、乾燥機がついていると便利です。しかし「日中、干すから別に平気かな」という方は、乾燥機能のついていないモデルを選ぶことでお得に洗濯機を購入できます。

最後に「風呂水が使えるか」です。風呂水が使えることのメリットは水道代の節約と、温かいお風呂のお湯を使うことによる洗浄力アップです。

しかし部屋の構造によっては、洗濯機と浴室が離れていたりして、風呂水使用可の洗濯機を購入したものの風呂水を使えなかったりということもあるため、部屋の間取りとも相談するようにしましょう。(別売りで長い風呂水ポンプが売っていることもあります。)

メーカー別の特徴は以下です。

項目SHARPPanasonicTOSHIBAAQUAハイセンス
料金
(相場)
30,000円〜50,000円40,000円〜50,000円40,000円〜60,000円20,000円〜40,000円20,000円〜40,000円
静音性
特徴・電気料金が他社と比べて少し安い。(他社が30円を超えるのに対し、SHARPは22円程度)・手入れのしやすさにこだわり・他社と比較した時に静音性に優れている・コスパの良いモデルがほしい方に人気のある印象・安くてデザイン性の良いものがほしい方に人気のある印象

静音性が気になる方はTOSHIBAがおすすめです。ただしモデルによって多少差はあります。購入する場合には、きちんとdB数も確認しましょう。

一人暮らし用の洗濯機は5〜6kgがおすすめです。布団を洗う場合には7〜8kgのものを購入しましょう。

一人暮らし用電子レンジの選び方

お弁当を温めたり、冷凍したお肉やご飯を解凍する際に必要な電子レンジ。用途によって、オーブンレンジにするか単機能レンジにするかを決めましょう。まずはどちらの方が合っているか、用途別に表にまとめました。

項目オーブンレンジ単機能レンジ
用途・グリル機能を使いたい方
・お菓子作りをしたい方
・温め、解凍だけで十分な方
選ぶ際のポイント・オーブンは何度まで温められるか(200/300/350など)
・スチームがついているか
・スチームの方式(置き皿、貯水タンクなど)
・オートメニューの数
・発酵機能がついているか
・トースターを使いたい方は、トースト機能のついているものも
・ボタン式とつまみ式がある
・ターンテーブルか、フラットタイプか
・加熱時間も「15分まで」のものなどがあるため、加熱可能時間

お菓子作りをしたい方や、グリル機能を使いたい場合にはオーブンレンジがおすすめです。

お弁当の温めなど、最低限の使い方しかしない場合には単機能レンジでも十分です。単機能レンジはメーカー別にこれといった違いはありませんが、オーブンレンジはメーカーによって特色があるため、ご紹介します。

オーブンレンジPanasonicSHARPTOSHIBAHITACHI
相場12,000円〜35,000円20,000円〜40,000円20,000円〜40,000円20,000円〜40,000円
特徴・「ビストロ」
トースターを裏返し不要でつくれるモデルが多数
・チャイルドロックなど細部へも心配りされている
・「ヘルシオ」
スチームレシピにこだわり
・「石窯オーブン」
「焼き」にこだわり。最上級モデルはオーブンレンジ史上1番高温の「350度」まで出る
・「ヘルシーシェフ」
オーブン内の床が「丸洗い」できる

何にこだわりたいかで選ぶと良いでしょう。またオーブンレンジと電子レンジ共通で、選ぶ際には以下の点に気をつけましょう。

  • 東西どちらで使うか(50Htz:関東/60Htz:関西)
  • 扉の開き方は手前か横か
  • レンジ機能は何Wで行えるか

特にオーブンレンジは、機能にこだわり始めると簡単に40,000を超えてしまいます。

値段は、手入れのしやすさやスチームの種類、温度設定の幅などで変わります。また性能は同じでも型落ち品だと10,000円ほど安いということもあります。

単機能レンジなら絶対に安いというわけではなく、単機能と同じくらいの価格のオーブンレンジもあるため、どちらにしようか迷っている方は低価格のオーブンレンジを選ぶと安心です。

一人暮らし用炊飯器の選び方

炊飯器のサイズには大きく分けて3つ。「3合」「5合」「1升」があります。一人暮らしであれば3合で十分です。続いて、炊飯器の炊き方には3種類あり、炊き方によって料金が変わります。

項目マイコンIH(非圧力)圧力IH
価格帯6,000円〜10,000円10,000円〜30,000円30,000円〜14,000円
特徴・釜の底にあるヒーターの熱で炊飯する。
・価格が安い
・炊きムラができやすい
・IHヒーターが幾つか釜についており、金属製の内釜全体を発熱させる。
・炊きムラは殆どできない
・水加減によってご飯の質が変わりやすい
・圧力鍋のように内釜を密閉することで圧力を上げて、100度以上の高温炊飯が可能。
・炊きムラは殆どできない
・ふっくら甘いご飯を炊ける

最近はもうマイコンの炊飯器は殆ど販売されていません。価格はとても安いですが、炊きムラができやすいため、少しでも美味しいごはんを食べたい方は、IH炊飯器がおすすめです。

またメーカー別に以下のような違いがあります。

項目Panasonic象印TIGERTOSHIBAMITSUBISHI
特徴・関西に拠点があり、柔らかいご飯が好きな関西の人に人気がある
・スチームにこだわりがあり、保温にもスチームを利用しているため、冷めても美味しい
・日本で最初に炊飯器をつくった会社・しゃっきりと芯のあるご飯が特徴
・釜に土鍋を利用しており、かまど炊きに近い炊きあがりが期待できる
・東京を拠点にしており、硬めのご飯が好きな関東の人の舌に合う・唯一、「圧力IH」を出しておらず、「非圧力」炊飯器にこだわっている

炊飯器は実際につかってみるまでわからないのが特徴のひとつ。コロナが流行し、自宅にいる時間が長引くようになってから、美味しいごはんにこだわる方も増えましたね。

安い炊飯器は、水加減などによって炊きあがりが変わることがありますが、高価な炊飯器はどなたが炊いても美味しく炊くことができます。

美味しいごはんにこだわりたい方は、他の家電には力を抜いても、炊飯器だけはこだわるという方も珍しくありません。

一人暮らし用ポット・ケトルの選び方

続いてはポットです。コーヒーを飲む時や、カップ麺を作る時など、鍋で沸かしても良いですが、なんだかんだあると便利なのがポットやケトルです。

まずはポットとケトルの違いと、どういった場合にどちらがお得なのかを表でお話します。

項目ポットケトル
料金3,000円〜1,000円〜3,000円
容量2〜4L1L以下
特徴・保温しているため、電気代が高くなりやすい
・温度調節ができるものもある
・保温機能はついていない
・沸くまでが1分以内など早い

電気料金で言えば、1日に8回沸かすかいなかがひとつのラインになります。1日に8回以上沸かす場合には、ポットの方がお得ですが、1日に8回も沸かさない場合にはケトルの方がお得です。

また、ポットやケトルには以下のような安全機能に違いがあるため、気になる方は注意して選ぶと良いでしょう。

  • 空焚き防止
  • 自動電源オフ
  • 転倒ロック
  • 蒸気レス
  • 本体二重構造
  • 沸騰お知らせ音

なんだかんだあると便利なポットにケトル。価格も1,000円〜と決して高価ではないため、1台あると役立ちおすすめです。

一人暮らし用掃除機の選び方

最後に一人暮らし用「掃除機」の選び方です。掃除機は比較的安価なものでも30,000円程度とは決して安くないため、私自身拭き掃除で良いかと掃除機を買わずに半年ほど過ごしました。

しかしやはり拭き掃除ではベッドの下の汚れや、微細なホコリを取り切れません。やはりあると便利な掃除機、どういった点に気をつけて選べば良いのか表にまとめました。

  • 吸引力
  • ベッドの下など狭い箇所も掃除できるか
  • 間取りにあった収納場所に困らないサイズ
  • コードレスにするかしないか
  • 集じん方式

また、掃除機の種類はかなり細かく、まず掃除機の形が大きく分けて5つあります。

続いて、ゴミを集めるヘッド部分の種類が3つ、ゴミの集め方(捨て方)も2つあります。それぞれ分かりやすくお話していきます。まずは用途別におすすめの掃除機の形は以下です。

項目スティックキャニスターロボットハンディ2in1
こういう人におすすめ!・狭い場所の掃除もしたい
・1回の掃除時間がそこまで長くない
・吸引力にこだわりたい
・広い家にお住まい
・家を空ける時間が長く掃除の手間を軽減したい・細かいところもしっかりと掃除したい
・思い立った時に手軽に掃除したい
・1台の掃除機で色々なところを掃除したい
吸引力
特徴縦置きが出来るので、収納スペースをそんなにとらない。
コードレスタイプが多め。
本体に車輪がついており、吸引力が高い。またゴミも多く集められる。自走式。吸引式の他、水拭きや乾拭きに対応したものなども出ている。車内や卓上の掃除など、ちょっとした場所のお掃除に最適。コードレスが多い。スティックやハンディなど様々なタイプにして使用できるため、色々な場所の掃除に使用できる。

一人暮らしを始める方には置き場所をほとんど取らないスティックタイプがおすすめです。

続いて、「ゴミの集め方(集塵式)」を比較してみましょう。

項目紙パック式ダストケース/サイクロン/カプセル
特徴吸い取ったゴミをそのまま紙パックに貯める吸引したゴミをダストケースに貯めていく
メリット・ゴミに手を触れなくて良いため、衛生的。・吸引力が下がりにくい
・紙パックが不要
デメリット・ランニングコスト(紙パック代)がかかる。
・紙パックがいっぱいになってくると、吸引力が下がる。
・定期的にゴミを捨てる必要がある

ゴミを直接触りたくない方は紙パック式を、少しでもランニングコストを抑えたい方はダストケース式を選びましょう。

最後に、ゴミを集めるヘッド部分の形状を比較します。

項目モーター式モーター式(自走)エアタービン式
特徴ヘッド内のモーターを回転させてゴミを集める普通のモーター式と基本的な構造は同じだが、それに加え、モーターの力でヘッドが進む空気を吸い込む力を利用してゴミを吸い取る方式
メリット・比較的手頃
・集塵性能が高い
・力を加えなくても掃除機が進むため楽・安価
・軽い
デメリットーーー・ヘッドが少し重い
・価格が高め
・モーター式と比べると吸引力が劣る
フローリング
マットレス

一人暮らしの方にはモーター式が最もおすすめです。どうしても価格を抑えたい場合にはエアタービン式がおすすめです。畳の掃除には不向きですが、フローリングの部屋であれば問題はありません。

コストパフォーマンス面で言えば、「スティックタイプ」の「ダストケース(集じん方式)」「モーター式」がおすすめです。価格の割に、掃除性能は満足いく機種が多いです。

一人暮らし用家電はどこで買うのが1番お得?

家電を買う場所も、家電量販店や「ニトリ」や「イケア」などのインテリアショップ、オンラインストアなど多様ですよね。ではどこで買うのが一番お得なのでしょうか。それぞれ特徴をご紹介します。

家電量販店で買う

まずは「家電」と言えば、家電量販店でしょう。家電量販店で買うことの特徴は以下です。

  • 家電のスペシャリストが沢山いるため、知識がなくても、自分に合った家電を選んで貰える
  • 品質の良い商品を多数取り扱っている
  • 保証がしっかりしている
  • 値下げ交渉が可能
  • 会員になることでお得に購入できることもある
  • 「買い替え」の場合、それまで使っていた家電を引き取ってくれる
  • ポイントがつく

やはり家電量販店の一番のメリットは「家電のスペシャリスト」がいることです。知識がなくても、用途や予算を伝えれば、自分に合った家電を選んでくれます。また家電を専門で取り扱っているため、品質が安定して高いことも特徴です。

また家電量販店は「値下げ交渉」が可能です。20,000円以下など、比較的安価なものは場合によりますが、「すこし下げて頂けたりしないでしょうか・・・?」と聞くと、値下げしてくれることも多いです。

ただし展示品などは、既に値下げ価格を表に表示してあることも多く、既に値下げ価格が出ている場合には値下げができないこともあります。

また家電量販店はメーカー保証のほか、その家電量販店の保証に加入することで、故障した際に修理代金をいくらかカバーしてもらえます。

ひとつの家電を長く使いたい場合には、家電量販店で購入するのがおすすめです。取り扱っている家電の品質が安定して高い上、保証もしっかりしています。

インテリアショップで買う

最近は「ニトリ」や「イケア」「無印良品」など、インテリアショップでも家電を取り扱っていますよね。インテリアショップの家電の特徴を以下にまとめました。

  • デザイン性の高いものが多い
  • 家電量販店などで取り扱っているものと比べると、品質は多少劣る
  • 比較的安価

デザインが良いのに価格は手頃なので、人気の高いインテリアショップの家電。しかし安いことには当然理由があります。例えば、洗濯機の場合には静音性能が低かったり、冷蔵庫の場合には霜取り機能がついていなかったりします。

同じくらいの性能で探すのであれば、家電量販店で買う場合にも同じくらいの価格で買うことができるため、購入時の価格は安価ですが、必ずしもお得とは言えません。

性能はあまりこだわらず、デザインが良くて手頃なものを探している方にはインテリアショップでの購入がおすすめです。

オンラインストアで買う

家電を購入する際の3つめの方法は、オンラインストアで購入することです。家電量販店のオンラインストアのほか、楽天市場やAmazonなどのオンラインストアでも家電は販売しています。オンラインストアで家電を購入する場合の特徴は以下です。

  • 店頭で購入するよりも安いことがある
  • ポイントがつく
  • 店頭へ赴かなくて良いぶん交通費がかからない
  • 空き時間にゆっくり選べる

オンラインストアで購入する場合のメリットは、空き時間にゆっくり選べることです。店頭に赴かなくて良いぶん、交通費も掛かりません。

また、同じ家電量販店でも実際に店頭で購入するよりオンラインストアで購入したほうが安いということがあります。

ただし、メンバーになることでオンラインストアと同じ価格で販売してくれることもあるため、実際に商品をみて買いたい場合には、店頭へ行って購入するのがおすすめです。

場所を移動せず、色々なショップの相場を調べられるのがオンラインストアのメリットです。

レンタルする

最近では家電にも「サブスク」があります。例えば炊飯器が月額390円〜利用できたり、オーブンレンジも月2,000円程度でレンタルできたりします。

実際に家電量販店で購入した場合の相場と、レンタルして2年間使用した場合の金額を比較してみましょう。

項目型番量販店の相場サブスク
冷蔵庫SHARP
SJ-GD15
68,280円980円/月
⇨23,520円
洗濯機SHARP
ES-GE6F
51,800円850円/月
⇨20,400円
オーブンレンジSHARP
RE-SD18
42,820円770円/月
⇨18,480円
炊飯器
SHARP
KS-HF05B
15,961円390/月
⇨9,360円
ケトルバルミューダ
K02A-WH
14,793円200円/月
⇨4,800円
掃除機SHARP
ECSR7
54,800円1,200円/月
⇨28,800円

短期間利用する場合にはサブスクだと、性能の高いものを毎月お手頃価格でレンタルすることが可能です。今回参考にしたサイトは量販店の相場が「ヤマダウェブコム」、サブスクは「プラスな暮らしをスマートにPLUSY【プラシ─】」です。

サブスクも色々ありますがプラシーは、以下の点でおすすめです。

  • 2年〜5年の間で1年単位で契約年数を選べる。
  • 新品をレンタルできる
  • メーカー保証つきのためペットがいても安心
  • 契約期間満了時に「割引価格で継続利用」や「買取」も可能

またプラシーの提供元はスカパーのため、テレビやオーディオのレンタルにも力を入れています。

テレビは一人暮らしだと「贅沢品だよなぁ」と諦めてしまう方も少なくありませんが、レンタルを活用することで最新スマートテレビが月額980円〜使用可能です。テレビの選び方は、また改めて記事にまとめますね。

また3月31日まで、全国どこへでも配送設置が無料です。またレンタル台数×2,000円分のAmazonギフト券が付与されるキャンペーンも開催しているため、気になる方はぜひ一度サイトを覗いてみると良いでしょう。

アクセスはこちらから可能です⇨PLUSY【プラシー】で、最新家電をお手頃スマート料金で新品レンタル!

一人暮らしでもサブスクを利用することでお手頃価格で、贅沢な暮らしをできます。

【最後に】ひとり暮らしをお得に始めるにはインターネットの契約も上手に選ぶ

最後に、家電に求めること別におすすめの購入先をまとめました。

コスパ良く性能の良い家電と安心の保証がほしい⇨家電量販店

性能はそこそこでも良いが、デザイン性が良く初期費用を抑えたい⇨インテリアショップ

空き時間に選べてお得な家電がいい⇨オンラインショップ

とにかく初期費用を抑えて、性能の良い家電を使いたい⇨家電のサブスク

初めての一人暮らしの場合だと、揃えるものも多いため少しでも初期費用を抑えたいですよね。

そういった場合、契約するインターネットにもこだわるのがおすすめです。光回線は契約の際に20,000円〜50,000円程度のキャッシュバックを貰えるところも少なくないです。そのため新居でインターネットを契約する予定の方は、キャッシュバックなどにも注目してみるのがおすすめです。

初期費用を抑えたい方は、光回線の契約を上手に利用することと、家電のサブスクを利用するのがおすすめです。自分に合った家電をお得に利用し、快適な一人暮らしライフを手に入れましょう!

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この記事を書いたひと

現役携帯販売員の詩織です。現在、ドコモ・楽天モバイルで販売員をしています。このサイトでは、光回線や携帯のお得な利用方法や、実際の品質などをお話していきます。

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