ドコモのキッズケータイで出来ることは?ahamoでも契約可能?【10分で徹底解説!】

小学校に入学する際や、通塾などが始まって帰りが遅くなる際、お子様の安全のためにキッズケータイを検討される方も多いかと思います。

この記事では、次の点をお話していきます。

  • キッズケータイの機能
  • 月額料金
  • 親御さんがahamoのスマホでも利用できるのか
  • 他社(au、ソフトバンクなど)のスマホとセットにも出来るのか
  • キッズケータイではなくスマホに位置情報などをつけることは出来るのか
  • よくある質問(通話相手は選べる?ネットはできる?etc)
  • キッズケータイのキャンペーン

機能の内容を、細部まできちんとお話していきますね。

目次

ドコモのキッズケータイで出来ることには何がある?

  • 位置情報の確認
  • 防犯ブザー
  • SMS
  • 通話
  • スケジュール
  • タイマー/ストップウォッチ

ドコモのキッズケータイでは主に上記の6つのことができます。必要に応じて、それぞれ設定を変えたりできるため、ひとつずつ解説していきますね。

ドコモのキッズケータイで出来る事①位置情報の確認

まずキッズケータイの機能と聞くと、真っ先に思い浮かぶのは「位置情報の確認」ではないでしょうか。ドコモのキッズケータイでは、位置情報の確認が出来る機能はふたつあります。

  • いまどこサーチ
  • かんたんいまどこサーチ

それぞれの詳しい違いは以下になります。

項目いまどこサーチかんたんいまどこサーチ
お申し込み必要不要
料金月額:220円
1回:5.5円
1回:11円
1日当たりの検索回数無制限1日5回まで
探される側の操作探されている時に許可をしなくても良い設定にすることが可能。探されている時には居場所を知らせるかどうか毎回「許可」する必要がある。
検索対象者の事前登録事前登録した5人のみ事前登録不要
精度高い低い

また、いまどこサーチは「ドコモのスマホのみ」しか利用できませんが、かんたんいまどこサーチは、webを利用することで他社のスマホからでも利用できます。

また、「いまどこサーチ」にはかんたんいまどこサーチにはない次のような機能があります。

  • 移動見守り検索
  • スケジュール検索(エリア監視)
  • パソコン検索
  • ブザー検索
  • ちょこっと通知検索
  • 電池アラーム通知検索
  • はなれたよ検索
  • 電源オフ検索

お子様を見守るには、月額220円で「いまどこサーチ」をつけるのがおすすめです!詳しい機能を表にまとめてみました。

機能名内容
移動見守り検索一定時間(20分)居場所を見守ることが出来る。
スケジュール検索(エリア監視)検索したい時刻を予め設定しておくことで、自動で検索を行ってくれる。
パソコン検索ドコモのスマホではなく、パソコンからでも検索できる。
ブザー検索ブザーが鳴ると、自動で検索を行ってくれる。
ちょこっと通知検索検索される側が、端末についている「ちょこっと通知キー」を長押しすると、周囲にわからないように、居場所を通知できる。
電池アラーム通知検索検索される側の電池残量が少なくなると、その時点での居場所を通知してくれる。
はなれたよ検索キッズケータイの「おまもリモコン」から5分間離れていると通知してくれる。
電源オフ検索電源が切れると、居場所を通知してくれる。

実は、これらの機能の一部は、キッズケータイだけでなく「らくらくホン」や「らくらくスマホ」にもつけられます。

ご年配のご家族と居場所の共有もできるため、おすすめです!

ドコモのキッズケータイで出来る事②防犯ブザー

ドコモのキッズケータイには防犯ブザーがついています。

また「いまどこサーチ」と組み合わせることで、防犯ブザーが鳴らされた時に居場所を通知することも出来ます。

「いまどこサーチ」を申し込んでいない場合には、防犯ブザーが鳴らされたという通知のみ、設定してあった電話番号に連絡がくるようになっています。

防犯ブザーが鳴らされた時に居場所の通知を受け取るためには、月額220円で「いまどこサーチ」への加入が必要です。

ドコモのキッズケータイで出来る事③SMS

ドコモのキッズケータイではSMS(ショートメッセージサービス)を利用することも可能です。

1つのメッセージを送るごとに「3.3円」掛かります。「はい」「いいえ」など短い言葉を送るだけでも3.3円掛かるため、利用のしすぎには気をつけましょう。

また、電話帳に登録されている人以外からのSMSの受信を拒否することも可能です。

SMSの送受信を、電話帳に登録している人のみに設定しておくことで、より安心して利用できます。

ドコモのキッズケータイで出来る事④通話

ドコモのキッズケータイでは通話も可能です。もちろん、こちらも電話帳に登録してある相手以外の電話の着信を拒否する設定にすることも可能です。

また「着信自動応答」という機能もあります。これは登録してある電話番号から着信した際、もともと設定してあった秒数が経過すると、自動でスピーカーフォンで通話を開始するという機能です。

何らかの理由で、お子様が電話を取れなかった場合に、自動で通話をしてくれるため、お子様の状況を音声で知ることが出来ます。

通話も相手を限定することで安心して利用できますよ!

ドコモのキッズケータイで出来る事⑤スケジュール

ドコモのキッズケータイにはスケジュール機能もあります。

習い事のある日や遠足のある日をスケジュールして、通知してくれます。

習い事のある日をスケジュールするだけでなく、通知もしてくれるので忘れる心配がありませんね。

ドコモのキッズケータイで出来る事⑥アラーム/タイマー/ストップウォッチ

アラームやタイマー、ストップウォッチの機能もついています。

目覚ましを設定したり、宿題の時間をタイマーで設定したりすることができます。

時計関係の機能も充実しており、操作は簡単ですよ。

ドコモのキッズケータイの月額料金は?

ドコモのキッズケータイの月額料金は「550円」です。

そのほかに掛かってくる料金は以下の表にまとめました。

項目料金
月額料金550円
通話料金家族間:無料
その他:30秒につき20円
SMS国内:1回3.3円
国際:1回50円
(受信は無料)
イマドコサーチ月額:220円
1回:5円

基本のプランにプラスでイマドコサーチをつけた場合には、固定の料金は770円です。

親御さんがahamoのスマホでもキッズケータイは利用できる?

親御さんがahamoでもキッズケータイは契約可能です。

しかし、次の点に気をつけましょう。

  • イマドコサーチは利用できない
  • 子育てプログラムの特典は対象外
  • ahamoからキッズケータイに電話をかけると料金が発生する

位置情報を教えてくれるイマドコサーチは利用できません。続いて、子育てプログラムの特典も対象外です。子育てプログラムの特典については、この記事の最後に「キャンペーン」の中で紹介しますね。

またドコモでは、家族間通話が無料ですが、ahamoからキッズケータイにかける場合には30秒で20円という料金が発生します。

ahamoでもイマドコサーチが利用できるようになってほしいですね。

他社(au、ソフトバンク等)のスマホからドコモのキッズケータイは利用できる?

auやソフトバンク等、他社のスマホからはドコモのキッズケータイにアクセスすることはできません。

ドコモのキッズケータイを利用するためには、必ずドコモの親回線が必要になります。その際対象になっているプランは以下です。

  • ギガホ
  • カケホ
  • ahamo

この中でもahamoとカケホは「イマドコサーチ」が利用できません。「イマドコサーチ」を利用したい場合にはドコモのプランである「ギガホ」を契約しましょう。

詳しい料金と割引は以下の表をご覧ください。

プラン名月額料金割引後の料金内容
ギガホ7,315円・家族割(3回線以上)
▲1,100円
・光セット割
▲1,100円
・d払い割
▲187円
4,928円
データ通信し放題
カケホ2,420円24時間、電話かけ放題
ahamo2,970円20GBまで利用可能
5分間のかけ放題つき

ドコモは家族で3回線以上まとめたり、ドコモ光とセットにしたりすることで無制限のプランを4,928円で利用できます。

居場所の通知がほしい方は、ドコモのギガホの契約がおすすめです。

キッズケータイではなくスマホに位置情報サービスをつけることはできる?

例えばお子様が、キッズケータイではなくi Phoneやアンドロイドのスマホを利用したいと言った場合。スマホに位置情報サービスをつけることはできるのでしょうか。

基本的には可能ですが、機種によって違いがあるため以下の表にまとめました。

内容キッズケータイらくらくホンらくらくスマホドコモスマホ iPhone
いますぐ検索
移動みまもり検索
スケジュール検索
ブザー検索
ちょこっと検索
電池アラーム通知検索

らくらくスマホとドコモのスマホ(アンドロイド)は、基本的にキッズケータイと同じようにイマドコサーチをつけることが可能です。

いますぐ検索とスケジュール検索ができれば良い方はiPhoneでも良いですが、移動みまもり検索やちょこっと検索、ブザー検索がほしい方はアンドロイドのスマホにしましょう!

よくある質問4つ!12歳を過ぎても利用できる?

  • 12歳を超えても利用できる?
  • 通話相手は選べる?
  • インターネットは使える?
  • LINEなどSNSは利用できる?

ここからはキッズケータイに関してよくある質問に答えていきます。

12歳を過ぎてもキッズケータイを利用できる?

以前は12歳を過ぎるとキッズケータイは利用できなくなっていましたね。

しかし現在は12歳を過ぎても、キッズケータイを引き続き利用することができます。

とは言え、長く使うとバッテリーの持ちが悪くなったりするため、小学校から中学校に上がるタイミングなどで、キッズケータイから一般的なスマホに切り替えるのがおすすめです。

12歳以降も利用できますが、12歳を過ぎてから新規の申し込みをすることはできません。

通話相手は選べる?

キッズケータイでは通話相手を「アドレス帳に登録してある人」に限定することが出来ます。

初期設定では「アドレス帳に登録してある人」との通話のみに設定されているため、もし外したい場合には設定画面から変更しましょう。

インターネットは利用できる?

キッズケータイではインターネットは利用できません。

キッズケータイで出来ることはシンプルで「SMS」と「電話」「アラーム機能」「スケジュール機能」などです。

LINEやSNSは利用できる?

キッズケータイではLINEのほか、ツイッターやInstagramなどのSNSは利用できません。

利用したい場合には、スマホに「イマドコサーチ」をつける方法がおすすめです。

キッズケータイのキャンペーン|子育て応援プログラム

ドコモではキッズケータイを契約された方向けに「子育て応援プログラム」という特典があります。内容は以下です。

  • 毎年の誕生日にdポイントを3,000ptプレゼント
  • dフォトが13ヶ月間無料で毎月1冊フォトアルバムを作れる!
  • 小学校卒業までクラウド50GBが無料で使える!
  • dキッズが13ヶ月間無料!

これらの特典は、親回線がahamoの場合には利用できないため注意しましょう。

アルバムが毎月作れたり、クラウドサービスが充実しているのもいいですね。

【最後に】ドコモのキッズケータイはドコモのプランと合わせるのがおすすめです

ドコモのキッズケータイの契約には親回線が必要です。そのための親回線はahamoでも良いのですが、その場合、イマドコサーチという位置情報サービスが利用できません。

そうすると出来ることが「通話」と「SMS」に限られてしまうため、親回線はドコモの「ギガホ」にするのがおすすめです。

その際には家族割(2回線で550円、3回線以上で1,100円)や光セット割(1,100円)を利用するとお得に利用できます。

キッズケータイを上手に活用して、お子様の成長を安心して見守りましょう!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いたひと

現役携帯販売員の詩織です。現在、ドコモ・楽天モバイルで販売員をしています。このサイトでは、光回線や携帯のお得な利用方法や、実際の品質などをお話していきます。

コメント

コメントする

目次